はい。何年か前のことですがフルマラソンに出たときに、はじめの方は調子よく走っていたのですが、半分を過ぎたあたりからだんだんとしんどくなってきて、、、。すこし歩いていたら、となりをスイ~っとおじいさんに抜かれ、「すっごい元気だな~」と感心した「ねこにん先生」です。
さて、今回はアシュトン・アップルホワイトさんの書かれた「エイジズムを乗り越える(ころから)」を読んでわかったことを紹介していきます。
「エイジズム」とは何なのだろう?また最近よく聞く多様性(たようせい)について学べるのではないかと思ってこの本を手に取りました。
では、はじめていきましょう!
どんな本なの?
まずは本の紹介から。
エイジズムを乗り越える: 自分と人を年齢で差別しないために
著者:アシュトン・アップルホワイト(作家、アクティビスト)
発売日:2023/5/10
出版社:ころから
単行本:336ページ
みなさんは『老い』についてどのように感じますか?
多くの人は、年をとると仕事ができなくなったり体の動きが遅くなったりするといったような悪いイメージを持っているのではないでしょうか。この本には、老いについて正しい理解を深めるための情報がたくさん書かれています。老いることはけっして悪いことではない。そんな勇気をもらえる本でした。
これからの人生に少し不安を感じている方や、正しく老いるとはどういうことなのか考えてみたい方には、良いきっかけをもらえる本だと思います。
新しい世界(学び)
年齢を言いわけにしない心構えが大切。
これが1番こころに残ったことばです。
人はついつい年齢を言いわけにしちゃいますね。
「もういい年なんだからやめておこうかな」
「まだ子供だからできなくて当たり前だよね」
などなど。
もちろん年齢はひとつのモノサシとして参考にはなります。でもすべてのひとがそのモノサシの通りではないですよね。
80歳でも走るのが好きでマラソンが早い人もいれば、5歳でもピアノがものすごく上手な人もいます。
何歳だからこうだよね、という固定観念(こていかんねん)はできるだけなくして、その人その人と向き合っていく。もちろん今の自分自身ともしっかり向き合う。それがエイジズムを乗り越えるってことだと思います。
そのようにして相手を思いやりながら、若い人もお年寄りも年齢など関係なしにお互いに助け合っていける。そんな社会を作っていけるとよいですよね。
今回の授業はこれまで!ありがとにゃ。
コメント