『心に、光を。』を読んでわかった、ファーストレディ直伝の不安な世界を生き抜く方法とは

はい。
心が落ち着かないときには、もくもくと本を読む「ねこにん先生」です。本に集中すると不安な気持ちもそのときは忘れられるんですよね。

さて今回は、ミシェル オバマさんの書かれた「心に、光を。不確実な時代を生き抜く（KADOKAWA）」を読んでわかったことを紹介していきます。

世界的ベストセラーの前作『マイ・ストーリー』に続く、ミシェル オバマさんの本ですね。元ファーストレディとして過ごした人の考えや思いを知りたくて、この本を手に取りました。

では、はじめていきましょう！

どんな本なの？

まずは本の紹介から。

心に、光を。
不確実な時代を生き抜く
著者：ミシェル オバマ
（元アメリカ合衆国ファーストレディ）
発売日：2023/9/26
出版社：KADOKAWA
単行本：360ページ

コロナの大流行（だいりゅうこう）や戦争といった不安定な世の中で不安な人、自分ではどうしようもできない何かを抱えて生きている人に向けて、オバマ元大統領（だいとうりょう）の妻（つま）であるミシェルさんが書かれた本です。
どうすれば自分らしさを見つけられ、前へ進み続け、大きなことを実現できるのか。自分の心に光を灯（とも）し、不安の多い時代を生き抜く方法を、ミシェルさん自身の経験（けいけん）や考えを通して学ぶことができます。

まわりの環境（かんきょう）の変化や、人との違いなど、悩みを抱えて生きている全ての人にオススメの1冊です。

新しい世界（学び）

小さなことには力がある。

コロナが広がり不安な毎日を送るなか、その不安を和らげてくれたのは、ミシェルさんにとって『編み物（あみもの）』でした。

マフラーでもセーターでも編み物を作り始めたとき、とうぶんの間は出来上がるもののカタチはほとんど見えません。

それでも、毎日少しずつコツコツと進めていけば、だんだんと形つくられ最後には必ず作品が完成します。

これは人生のさまざまなことと同じで、目の前の大きなことに対応するには、小さなことをひとつひとつクリアしていくことが大切なんです。

「こんなのできるわけないじゃん・・・」と思ってしまうような大きなことも、自分ができそうなことから初めてちょっとずつクリアしてみる。

そうすることで、一歩一歩前に進めますし、自分にできることがわかり、それが自信につながります。

みなさんも、ミシェルさんにとっての編み物のように、毎日コツコツと集中してできるものを探してみましょう。

なんとなくテレビをみたりスマホを見たりではなく、能動的（のうどうてき）に頭や体を使うこと、パズルでも、ネイルアートでも、小物作りでもなんでもいいので、これなら続けられると思えるものを見つけてやってみてください。

今回の授業はこれまで！ありがとにゃ。