はい。お菓子を選ぶときに「抹茶(まっちゃ)味」があるとついつい選んでしまう「ねこにん先生」です。抹茶味おいしいですよね~。
今回は、松村 宗亮さんの書かれた「人生を豊かにする あたらしい茶道(朝日新聞出版)」を読んでわかったことを紹介していきます。
もともとお茶についてもっと知りたいな~と思っていたところにバーンとこの本に出会い、パラパラっとページをめくってみたところ写真が多くて読みやすい。気づいたら手に取っていました。
では、はじめていきましょう!
どんな本なの?
さっそく本の紹介です。
人生を豊かにする あたらしい茶道
著者:松村 宗亮
発売日:2023/4/10
出版社:朝日新聞出版
単行本:224ページ
茶道(さどう)とはどういったものなのか。その歴史から大切な考え方まで、時代をこえて多くの人に親しまれてきた茶道について、とってもわかりやすく説明してくれている本です。
写真も多くて見るだけでも楽しめます。もちろん内容も茶道について詳しく書かれているので、これから茶道をやろうとしている人も、ねこにん先生のように少し興味(きょうみ)があるな~って人も茶道の基礎(きそ)を学ぶにはちょうど良い本だと思います。「表千家(おもてせんけ)」や「裏千家(うらせんけ)」など流派(りゅうは)の話はとても興味深かったですよ。
新しい世界(学び)
茶道は準備が9割。
この本の中で、ねこにん先生がもっとも印象(いんしょう)に残った一文です。
お茶室の中で抹茶を立ててお客様へ振る舞う。そのくらいの知識(ちしき)しか持っていなかった「ねこにん先生」はびっくりしました。
茶道では、その空間全体を作り出すために、作法(さほう)を学び、部屋をかざり、季節(きせつ)を取り入れるなど、ここでは書ききれないほどの準備をするんだそうです。なので「茶道は準備が9割」なのです。
それって、いつもの生活の中でもとっても大切なことですよね。
相手のことを思って、喜んでもらえるように楽しんでもらえるように、しっかりと準備をする。世界はそんな準備であふれています。
たとえば、お母さん(お父さん)が作ってくれたご飯。
食べ始めるとおいしくて、30分くらいで食べきっちゃいますね。でもそのご飯って実は、お母さん(お父さん)が毎日みんながおいしく食べられるように、準備してくれていたんです。たまには、今日はお店で買ってきたものだよ~って日もあるかもしれません。それでもお店に行って、並んでいるものの中からどれがいいか考えて、買ってきてくれているのです。
感謝(かんしゃ)ですね♪
他にも、お友達に書いてあげるお手紙や、ねこにん先生が紹介している本だってそうです。読んでくれる人に喜んでもらえるように、準備して(=書いて)いますよね。
ぜひ他にも準備がまわりにないか探してみましょう。
また、いろんなものについて「どんな準備がかくれているだろう?」と考えてみてください。きっと面白い発見ができると思いますよ!
今回の授業はこれまで!ありがとにゃ。
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