はい。
お出かけするときの服選びに時間がかかる「ねこにん先生」です。パッと決めたいんですが、動きやすい方がいいとか色合いがどうとか、ついつい考えちゃうんですよね。
さて今回は、水野 学(みずの まなぶ)さんの書かれた「センスは知識からはじまる(朝日新聞出版)」を読んでわかったことを紹介していきます。
センスは生まれながらに持っているものと思っていましたが、この本ではセンスは学ぶことができるとのこと!それはぜひ学び方を知りたいと思い、この本を手に取りました。
では、はじめていきましょう!
どんな本なの?
まずは本の紹介から。
センスは知識からはじまる
著者:水野 学(グッドデザインカンパニー代表)
発売日:2014/4/18
出版社:朝日新聞出版
単行本:192ページ
『くまモン』などを生み出してきた日本を代表するデザイナーである水野さんがセンスについて教えてくれるセンスの教科書です。
センスは生まれついてのものではなく、磨(みが)くことができる。
センスとは一体何なのか、どうすれば身に付けられるのか、そして具体的にセンスを身につけ育てあげる方法を教えてくれます。
デザイナーやイラストレーターなどのクリエイター職の人や、それに関わる人はもちろん。新しい事業(じぎょう)や新しい商品を開発(かいはつ)する人も参考になるのでぜひ読んでみてください。
また、普段の生活で服選びなど、もっとセンス良くなりたいと思っている人にもオススメの1冊です。
新しい世界(学び)
センスは知識の集積である。
みなさんは服や家具を選ぶとき、どのように選びますか?
好きなものとか、好きな色かな?あ、あとかわいいキャラクターとか!
実は、センスの良い服や家具選びができる人はみんな、インテリア雑誌(ざっし)をよく読んだり、お店を回ったりして多くの情報を得ています。
そうすることで、服なら服の、家具なら家具の知識をもとに、単なる好き嫌いで選ぶのではなく、客観的に見て自分に部屋に合ったものを選ぶことができるのです。
自分以外の誰かが見て『いいな』と思ってもらえる、それこそがセンスの良いもの選びです。人からセンスが良いと思われるものを選ぶためには情報をもとにした知識が大切なのです。
では、センスを良くするためにどのような知識を得ればよいのでしょうか。
それにはまず王道を知ることが1番です。
ロングセラーや定番などのフレーズをつけてネット検索(けんさく)すれば、いろいろな情報が出てきます。まずは王道という『普通』を知りましょう。
そして、ここで大切なのが、それがなぜ王道となりえたのかを考えることです。
服選びの場合だと、夏の定番や冬の定番、パーティーに着ていく定番などから、子供の定番、大人の定番といったものまでいろいろあります。
『誰が、どんな時に、どんな場所で使うのか』に合ったものが、多くの人に選ばれ王道と呼ばれるようになるんです。
なので王道のアイテムを知ると同時に、王道として選ばれてきたその理由を知っておくことで、自分が選ぶときの参考にすることができます。
自分の選択に理由を言うことができるか。
これを1つの指標(しひょう)として、言えない場合は、どんな情報が足りないのかを考え、調べてみる習慣をつけてみましょう。
そうしてひとつひとつの知識を増やすことで、センスは磨かれていきます。
王道は一日にしてならず、だね。
今回の授業はこれまで!ありがとにゃ。
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