ASMRってなんだろう?

理科(りか)

はい。ASMRってコトバはよく聞くけれど、まだユーチューブとかで体験できていない「ねこにん先生」です。

今回は、仲谷 正史さんたちが書かれた、「脳がゾクゾクする不思議: ASMRを科学する(岩波科学ライブラリー)」を読んでわかったことを紹介していきます。

タイトルがいいですよね。脳がゾクゾクするって何!?と思い、手に取ってみました。

では、はじめていきましょう!

どんな本なの?

まずは本の紹介(しょうかい)から。

脳がゾクゾクする不思議: ASMRを科学する
著者:仲谷 正史、山田 真司、近藤 洋史
発売日:2023/5/23
出版社:岩波書店
単行本:124ページ

タイトルの通り、ASMRについて最新の研究結果(けんきゅうけっか)をもとに、なぜ人は目や耳といった感覚(かんかく)を通して不思議(ふしぎ)な体験をするのか、わかりやすく説明してくれている本でした。

文章も読みやすく書いてくれていて、124ページなのでサクッと読めます。しかしあなどるなかれ!内容はとても専門的(せんもんてき)なので読みごたえは十分あります。

新しい世界(学び)

ASMRってコトバはよく聞きますがなにものでしょう?

ASMRは「Autonomous Sensory Meridian Response」の頭文字をとったもので、日本語でかんたんに説明すると、何かを見たり聞いたりしたときに体が勝手に心地いいなどの気持ちになることです。

どうでしょう、体が勝手に感じる、、、なんて不思議な!

でも本当に感じるのでこれだけ世界中のみんながユーチューブなどで紹介しているんですね。

ではなぜそんな不思議な経験をすることができるのか。

それは現在もどんどん研究(けんきゅう)が進められていて、1つの仮説としては、今見たり聞いたりしていることが頭の中で昔の体験(たいけん)と結びついて、まるでその体験を今しているかのように体が反応するのだとか。

そこで「ねこにん先生」は思ったんです。
最近よく聞く音楽(今も聞きながら書いています)がRPGゲームで流れているような音楽なのは、子どものころによくやっていたゲームの楽しかった思い出が結びついて、心地よいと感じさせているからなのかな~と。これもASMRの効果なのかもしれないですね。

ASMRは本当に奥が深いし、知れば知るほど面白い!

みなさんも身近にそんな体験がないか探してみるのはいかがでしょうか?
これまでなんとな~く選んだり使っていたりするものは、実はいろんな心地いいとか楽しかった過去の体験につながっているのかもしれませんね。

ASMRについてもっと知りたい!という方はぜひ本書を読んでみてください。

今回の授業はここまで!ありがとにゃ。

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