はい。
エアコンの冷たい風にあたるとだいたいお腹が痛くなる「ねこにん先生」です。風向きをうまくコントロールすることが大切ですね。
さて今回は、夫馬 賢治(ふま けんじ)さんの書かれた「超入門カーボンニュートラル(講談社+α新書)」を読んでわかったことを紹介していきます。
ニュースなどのいろんなところでよく聞くカーボンニュートラルということば。今回、1からしっかり学ぼうと思い、この本を手に取りました。
では、はじめていきましょう!
どんな本なの?
まずは本の紹介から。
超入門カーボンニュートラル
著者:夫馬 賢治(株式会社ニューラルCEO)
発売日:2021/5/21
出版社:講談社
新書:208ページ
サスティナビリティ経営の第一人者である夫馬さんが、カーボンニュートラルについてわかりやすく解説(かいせつ)してくれる本です。
カーボンニュートラルとはなんなのか?といった基本の知識から、電力や交通、食品や農業といったそれぞれの産業(さんぎょう)ごとに、今の課題とどのような動きがとられているのかを詳しく知ることができます。
カーボンニュートラルについて詳しく知りたい方はもちろん。新しい事業(じぎょう)や経営(けいえい)のヒントとして、学生から大人まで知っておきたい知識が得られるオススメの1冊です。
新しい世界(学び)
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量をプラスマイナス0にすること。
今の世の中では世界的に気温があがり、各地で災害(さいがい)や自然環境(しぜんかんきょう)の変化が起きています。
大雨がふったとか森が燃えちゃったとか、ニュースでもよく見るよね。
気温が上がり続けると、多くの人の生活にも影響がでてきます。
災害や自然環境の変化による直接的な影響はもちろんなのですが、それらのせいでお店の品物の生産が停止したり食べものが育たなくなったりすると、売り買いができなくなり世界的に経済(けいざい)が落ちこみます。
経済が落ち込むということは、国の税金(ぜいきん)なども減るため、病院や図書館など市民の生活のために使えるお金はもちろん、気温上昇などの対策(たいさく)に使えるお金も減ることになります。
そうなると大きな対策ができず、もっと温暖化がすすんでしてしまうという負のサイクルに落ちてしまうかもしれません。
そこで大切なのがカーボンニュートラルです。
気温が上がり続ける原因は温室効果(おんしつこうか)ガスといわれています。
温室効果ガスのひとつが二酸化炭素(にさんかたんそ)。
これは主に石油などを燃やすことで、石油などに含まれる炭素(たんそ)と空気中の酸素(さんそ)がくっついて発生します。
この炭素のことを英語で『Carbon(カーボン)』というんです。
ふだんの生活で使っている電気を作ったり、クルマを動かすには石油を使うため二酸化炭素が発生します。そのような生活するなかで発生して空気中に増えていく二酸化炭素を、どうにか減らしてゼロにすることがカーボンニュートラルなんです。
カーボンニュートラルを実現するには、電気をこまめに消すなどのそもそも二酸化炭素を出さないようにすること。そして、植物(しょくぶつ)を増やすなどの空気中の二酸化炭素そのものを減らすことのふたつが大切です。
植物は空気中の二酸化炭素を使って自分の栄養を作ります。なので、植物をいっぱい育てることで空気中の二酸化炭素をどんどん使って減らしてくれるんですね。
さすが植物!育ててよし、食べてよしだね。
今回の授業はこれまで!ありがとにゃ。
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