はい。なにかと選ぶのに時間がかかる「ねこにん先生」です。Youtubeで何か見ようとしてもはじめの動画を探すのに時間がかかるんですよね~。
さて、今回は、犬塚 元さんたちの書かれた「政治学入門(有斐閣)」を読んでわかったことを紹介していきます。
政治(せいじ)ってとても身近だけど、とっても奥が深いので、学び直すのにちょうどいいと思ってこの本を手に取りました。
では、はじめていきましょう!
どんな本なの?
まずは本の紹介から。
政治学入門 歴史と思想から学ぶ
著者:犬塚 元(法政大学法学部教授)
発売日:2023/5/1
出版社:有斐閣
単行本:320ページ
はじめて政治学(せいじがく)を学ぶ大学1年生の教科書として書かれた本です。政治についてのこれまでの歴史、そしてその中にある思想(しそう)をわかりやすく説明してくれています。日本だけでなく世界的な政治・思想の歴史も描かれていて興味深いです。
政治についてしっかりと学ぶときのはじめの1冊としてはもちろん。政治のルールや仕組み、思想を学び直す人にもちょうど良い1冊かなと思います。
新しい世界(学び)
政治家(せいじか)とはどういう人でしょうか?
日本やアメリカなどの国の多くは『民主主義(みんしゅしゅぎ)』という考え方を持っています。これは国民一人ひとり全員に政治に参加する権利があるということです。
全員で国のいろんなことを決めていこう!という考え方ですね。
でも実際に、その大切な国の進む方向を全員で決めるとどうなるでしょう?
人数が多すぎて決めるまでに、とても労力と時間がかかりそうですね。
そこで出てくるのが政治家です。
私たち一人ひとりがこの人なら日本の未来を任せられると思う人を選挙(せんきょ)で選び、選ばれた人が政治家となって国のことを決定します。
政治家の一番のお仕事は国の予算(よさん)を決めることです。
国の税金を使って、道路や上下水道、図書館といったみんなが便利になることや、警察や消防と言った暮らしの安全を守るようなことに、どのくらいのお金を使うのかを決めるんです。
国のお金はいくらでもあるわけではないので、今この国にとって必要なものは何なのか、国民が求めているものは何なのかをしっかりと調べて、本当に必要なことにお金を使うための決定をしていくのが政治家なのです。
本当に大切なお仕事ですね。
今回の授業はこれまで!ありがとにゃ。
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