はい。奈良県(ならけん)の東大寺に行ったとき、鹿(しか)せんべいを買って鹿にあげようとしたら、どっと鹿が集まってきてすぐに全部食べられてしまった「ねこにん先生」です。

さて、今回は、梶 光一さんの書かれた「ワイルドライフマネジメント(東京大学出版会)」を読んでわかったことを紹介していきます。
この本は、もうそのままタイトルにビビっときて、野生とマネジメントがどのように関わるのか楽しみで手に取りました。
では、はじめていきましょう!
どんな本なの?
まずは本の紹介から。
ワイルドライフマネジメント
著者:梶 光一(東京農工大学名誉教授)
発売日:2023/5/23
出版社:東京大学出版会
単行本:272ページ
梶 光一さんがこれまで40年以上にわたって活動してきた野生動物(やせいどうぶつ)の生態系(せいたいけい)の研究(けんきゅう)をもとに書かれた本です。世界や、これまで日本がどのように野生動物と共存してきたのかを交えながら、さまざまな課題に立ち向かってきた様子が伺えます。
野生動物の保護(ほご)に興味がある方にとってはもちろん。今後の日本の人口減少(じんこうげんしょう)や社会の変化に伴(ともな)う野生動物との関わり方を学ぶための、おすすめの一冊です。
新しい世界(学び)
人の生活のためにも野生動物の生態を守るためにも、動物の数を適切(てきせつ)に調整(ちょうせい)することが大切なんです。
この本では、野生動物の代表として「シカ」を取り上げています。シカってかわいいですが実はどんな環境(かんきょう)でも生きていけるすごい動物です。そしてどんどん増えていきます。
野生のシカが増えると何がこまるのでしょう?
まず1つ目は、シカたちが住んでいるところの食べ物を食べつくしてしまい、シカたち自身の食べ物がなくなって飢えてしまうことです。
そして食べ物がなくなったシカたちはどうするか。
人が住んでいるところにエサを探しに来ちゃうんですね。そして畑などに被害(ひがい)を与えてしまいます。これが2つ目。
畑で一生懸命に育ててきた野菜やくだものを食べられてしまうと、とてもつらいし農家の方は生活ができなくなってしまいます。なかには被害を受けて農業をやめる人もいて、これまで使われていた土地を放置(ほうち)することになり、草木が生い茂ります。
その結果、そこに野生動物が住み着いてまわりの田畑に被害をもたらします。
こんな悪循環(あくじゅんかん)が繰り返されてしまいます。
なので人とシカがうまく生活できるよう、定期的(ていきてき)に「間引き(まびき)」をする必要があります。捕獲(ほかく)するんです。
少しかわいそうではありますが、そうすることが人とシカの両方にとって良いことなのですね。
今回の授業はこれまで!ありがとにゃ。
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