はい。学生のときはバスケットボール部だった「ねこにん先生」です。今やると体のあちこちがすごいことになりそうですね。
さて今回は、西村 祐二(にしむら ゆうじ)さんの書かれた「シン・学校改革 「定額働かせ放題」と「ブラック校則」に挑む現役教師(光文社)」を読んでわかったことを紹介していきます。
学校改革(がっこうかいかく)に向けて戦い続ける現役教師(げんえききょうし)というフレーズがいいですよね。今の学校の課題を現場目線(げんばめせん)でくわしく知ることができると思い、この本を手に取りました。
では、はじめていきましょう!
どんな本なの?
まずは本の紹介から。
シン・学校改革
「定額働かせ放題」と「ブラック校則」に挑む現役教師
著者:西村 祐二(教師)
発売日:2023/6/21
出版社:光文社
単行本:248ページ
先生の働く環境(かんきょう)やブラック校則(こうそく)など、学校がもつ長年の課題を解決(かいけつ)するために行ってきたさまざまな活動がまとめられた本です。1人の先生として生徒1人ひとりと向き合ってきた中で感じたこと、学校のおかしいところを、校長先生や教育委員会、そして国へと伝え、戦ってきた活動がわかりやすく書かれています。
現役(げんえき)の先生、これから先生になりたいと思っているけれど少し不安を感じている方はもちろん。学校が今のままではいけないと少しでも思っている方に、ぜひ読んでみて欲しい1冊です。
新しい世界(学び)
学校は、生徒1人ひとりがよりよく人生を生きるためにある。
学校にはいろいろな校則があります。
髪型(かみがた)、服装(ふくそう)、持ち物など決まっているところも多いと思います。
小学校のとき制服が半ズボンで冬はとても寒かったですねー。
では、なぜそういった校則が必要なのでしょうか。
よくある理由は、
勉強に集中するため、校則などのルールを守れるようにすることが学校の目的のひとつ、などですね。
でもその校則は本当に学生みんなのためになっているのでしょうか。
例えば制服(せいふく)。
学校で決められた服を夏も冬も毎日着なければいけませんね。
実はこれがみなさんもよく知っているコロナの流行で大きな問題になりました。毎日着る服なので、洗濯(せんたく)ができないんです。
コロナウイルスが付いているかもしれない制服は、コロナの感染源(かんせんげん)になりえると考えられました。
それにより、制服と私服を自由に使い分けていいと校則が変わった学校もあります。
よかったね!
コロナは特別(とくべつ)な状態(じょうたい)であることは間違いないでしょう。でも、時代は変わっていきます。
学校は、生徒1人ひとりがよりよい人生を生きるためのものです。
今ある校則が、今の生徒にとって本当に必要なのか。
校則やルールは絶対ではありません。変えられます。
先生と生徒がお互いの目線(めせん)から1番いいルールを見つけて変えていける。そんな学校になるために、「これまでそうだったから」などではなく、「これからどうしていくか」を考えていきましょう。
生徒からも変えてほしいって言ってもいいんだね。
もちろん!へんだなとかイヤだなと思ったら先生や親に相談してみましょう。
今回の授業はこれまで!ありがとにゃ。
コメント