はい。キンッキンに冷えた飲み物が好きなのですが、飲むとすぐにおなかが痛くなる「ねこにん先生」です。
今回は、窪薗 晴夫さんたちの書かれた「オノマトペの謎(岩波科学ライブラリー)」を読んでわかったことを紹介していきます。
そもそもオノマトペという言葉がおもしろいですよね。さらにタイトルに「ピカチュウ」という名前がのっていて、これは読まなければ!と思い手に取りました。
では、はじめていきましょう!
どんな本なの?
まずは本の紹介から。
オノマトペの謎―ピカチュウからモフモフまで
著者:窪薗 晴夫 編
発売日:2017/5/19
出版社:岩波科学ライブラリー
単行本:176ページ
この本では身近な言葉であるオノマトペについて、言葉の専門家たちが成り立ちや意味、発音などいろいろな切り口で、オノマトペの魅力や謎をわかりやすく説明してくれています。
オノマトペについてより深く理解したい人にはもちろん。身近なピカチュウやモフモフといった聞いたことのある言葉に少し興味があるなと思った方にもぴったりの本です。ぜひ読んでみてください。
新しい世界(学び)
さっそくですが、『オノマトペ』とは何でしょうか。
オノマトペの言葉の意味は大きく2つあって、1つ目は動物の声などをまねて言葉にしているもの。「ワンワン」や「にゃーにゃー」といった言葉ですね。
2つ目はモノゴトの状態(じょうたい)や様子を音にして表現しているものです。
例えば「ぶすり。ぱくっ。もぐもぐ。ごっくん。」
刺して、口に入れて、噛んで、飲み込む。という食べる動きをオノマトペで表現したものですね。
実は言葉の意味は時代で変わっていきます。
例えば、物が冷えている状態をよく「キンキン」に冷えていると言いますが、30年ほど前には「キンキン声」という表現がよく使われていました。高い声で頭にひびくような感じです。
なので、オノマトペもそうですが言葉は、誰がどこではじめてその意味として使ったのかを知るのはなかなか難しいことなんですね。
誰かが使った言葉が「いいね~それ!」となって使われ、広まっていって、みんなが知っている言葉になっていくんです。おもしろいですね。
ということで、皆さんもオノマトペで自分なりのオリジナル言葉を作ってみてはいかがでしょうか。いつかみんなが使う言葉になるかもしれませんよ!
今回の授業はこれまで!ありがとにゃ。
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