はい。
手づくりのものが好きな「ねこにん先生」です。フリーマーケットなどでいろいろな作品を見ると楽しいんですよね~♪
さて今回は、八木 隆裕(やぎ たかひろ)さんの書かれた「共感と商い(祥伝社)」を読んでわかったことを紹介していきます。
明治(めいじ)時代から続いてきた「ものづくり」を今でも続け、さらに発展させられる秘訣(ひけつ)を知りたいと思い、この本を手に取りました。
では、はじめていきましょう!
どんな本なの?
まずは本の紹介から。
共感と商い
著者:八木 隆裕(開化堂の六代目当主)
発売日:2023/3/1
出版社:祥伝社
単行本:232ページ
手作り茶筒(ちゃづつ)の老舗(しにせ)である開化堂の六代目当主である八木さんが、自身で開化堂を世界中で愛される店にするまでの経緯(けいい)とその考え方が書かれています。
自らの価値を見つめ直し、働く人と価値を共有し、推してくれる人と関係を作り、長く続けていく守り方と変え方を見極める。そんな長くゆっくりと繁栄(はんえい)していくための秘訣(ひけつ)を学べる1冊です。
経営者(けいえいしゃ)やマーケティング担当者はもちろん。これから新しくものづくりを始めたいと思っている人や、推し活に興味がある人にもオススメの1冊です。
開花堂(かいかどう)について知りたい人は以下からホームページにアクセスできますよ。
新しい世界(学び)
共感は見せることから。
質の良いものをお客様に納得(なっとく)して買ってもらうために大切なことは、お客様に自分たちがもっている価値感や空気感、世界観をしっかりと伝えることです。
質が良いものは高いよね。
お客様にそのものの良さ、作り手の思いに共感してもらえて初めて、高くても納得して買ってもらえるのです。
そして、その共感に必要なのは、パンフレットなどの写真や言葉だけでなく、実演(じつえん)や展示(てんじ)などを通じて見せること。
世の中には、言葉で伝えられないものや理解できないものがたくさんあります。そういった雰囲気(ふんいき)や世界観は、しっかりと見て触れて相手に五感を使って感じてもらうことで初めて理解できるのです。
それは家族にも言えることです。
最近はリモートワークなどで家で仕事をしている人も増えたと思います。大人が仕事をしているところを子どもたちが見ることで、大人の世界を肌で感じ、より理解できます。
大人になるとはどういうことか?
仕事とは何なのか?
そんなことを考える良い機会になると思います。
ぜひ大人の方は子供たちに仕事をしているところを見せてあげて、どんなことをやっているのか教えてあげてほしいと思います。
そして子どもたちも大人が働いているところを少しでも見せてもらい、どんなことをしているのか聞いてみてもいいかもしれませんね。
もちろん、おじゃまにならないていどに。
おもしろそう!
今度教えてもらう!
今回の授業はこれまで!ありがとにゃ。
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