【本で学ぼう】『コンサル0年目の教科書』を読んでわかった早く楽に一人前になるコツとは

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はい。人の前で発表するときは早口になりがちな「ねこにん先生」です。なので、できるだけ聞きとりやすいように、ゆっくりしゃべるようにしてます。

さて今回は、古谷 昇(こたに のぼる)さんの書かれた「コンサル0年目の教科書 誰も教えてくれない最速で一流になる方法(PHP研究所)」を読んでわかったことを紹介していきます。

『できるビジネスパーソンに読み継がれる伝説の名著』と言うキャッチコピーが目に入り、ぜひ一流になる方法を学びたい!と思い、この本を手に取りました。

では、はじめていきましょう!

どんな本なの?

まずは本の紹介から。

コンサル0年目の教科書
誰も教えてくれない最速で一流になる方法
著者:古谷 昇(元BCGシニア・ヴァイス・プレジデント)
発売日:2023/8/25
出版社:PHP研究所
単行本:240ページ


2004年に出て長いあいだ売り切れだった本を、タイトル変更、内容修正して再発行した本です。20年たっても色あせない仕事に対する考え方が書かれています。タイトルには『コンサル』が使われていますが、内容はどんな仕事にも使えます。少しでも早く楽に一人前になれるように多くのコツが書かれており、仕事の学び方、戦略的思考(せんりゃくてきしこう)、うまい仕事のやり方など仕事をする上で必要なことがたっぷりと盛り込まれています。最後の経営(けいえい)トップの心理学の部分も経営者の考え方が学べて面白いですよ。

社会に出たばかりで仕事をうまくこなせないと感じている新入社員はもちろん。ベテランから経営者(けいえいしゃ)の方でも学びの多い1冊だと思います。特にこれから社会に出ていく学生にも、今のうちからこの考え方を身に付けておくと良いと思いますよ。

新しい世界(学び)

経験(けいけん)から、汎用性(はんようせい)のあるコツを見つける。

いきなりですが、みんなの前でスライドを使いながら発表をするときのコツって何でしょう?

・結論(けつろん)をはじめに言う
・1つのスライドに言いたいことは1つ
などなど聞いたことがあるのではないでしょうか。

ねこね
ねこね

あと、わかりやすいグラフにするとか!

でも、実はそういったアドバイスはコツではなくて、専門的(せんもんてき)なテクニックなんです。
ではコツとは何なのか、それは誰でもできて、いろんなときに使えて、単純なことを言います。

前で発表するときのコツは、
声を大きく
スライドを見ず聞いてくれる人の方を向いて話す
重要なところで声のトーンを変える

です。

どうでしょう、言われてみれば誰でもできるし、どんな発表にも使えることではないでしょうか。それでもこれをしっかりやることで、発表はとっても良くなります。

ねこね
ねこね

しっかり準備して自信があるように見えるね。

なぜかというと、専門的なテクニックとはちがってコツの場合は、全体的なレベルアップができるからです。40点を70点にするのがコツ、70点を80点にするのが専門のテクニックです。

発表するのに慣れていない人にとって、いきなり専門的なテクニックを教えられてもムズカシイし、面白くありません。まずはしっかりとコツをつかみ、全体的に一人前の発表(70点)ができるようになるのが優先です。その上でさらなるレベルアップのためにテクニックを磨(みが)いて80点90点100点を目指す、この順番が大切なんです。

では、そんなコツはどうやって見つけるのでしょう。

実はコツは1から教えてもらってもなかなか身につかないものなんです。なので、コツは自ら気づき学んでいくということを覚えておきましょう

そのためには、
自分でやってみて気づいたことを大切にする
手本になる人をしっかり見て、その人が何気なくやっているコツに自分で気づく
ことです。

いつもやっているどんなことにも大切なコツがあるはずです。
このコツはなんだろうと考えながら、一つ一つコツに気づき、身に付けていってください

ねこね
ねこね

いつも考えておくことが大切なんだね。

今回の授業はこれまで!ありがとにゃ。

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