はい。15分考えてわかならいことは人に聞いちゃう方がいいと思っている「ねこにん先生」です。逆に聞かれたらちゃんと答えてあげたいですね。

さて今回は、平石 直之(ひらいし なおゆき)さんの書かれた「超ファシリテーション力(アスコム)」を読んでわかったことを紹介していきます。
コロナでリモートワークなどが広まる中、とても重要(じゅうよう)になっているファシリテーションについてしっかり学びたいと考え、この本を手に取りました。ファシリテーションとは話し合いの場でうまく発言をうながしたり、まとめたりして、より良いゴールに導(みちび)くことです。
では、はじめていきましょう!
どんな本なの?
まずは本の紹介から。
超ファシリテーション力
著者:平石 直之(テレビ朝日アナウンサー)
発売日:2021/10/30
出版社:アスコム
単行本:224ページ
アベマプライムの進行役として有名な平石さんが、これまでのファシリテーションでつちかってきた極意(ごくい)からファシリテーターの心得(こころえ)やテクニックまで、Q&Aのかたちで余すところなく教えてくれます。本の最後にある、今すぐ使えるキラーフレーズ集も必見です。
リーダーをまかされている方や、よくファシリテーターを担当する人はもちろん。打ち合わせや会議(かいぎ)でなかなか成果が現れない、いつも話がまとまらないな~と感じている方はぜひ読んでみてほしい1冊です。
新しい世界(学び)
キラーフレーズを使いこなそう!
今回は、打ち合わせや会話の中で使いやすい3つのフレーズを紹介していきます。
1つ目は、「それでは、〇〇さんどうぞ!」
こちらはファシリテーターとして発言してもらいたい人に意見を言ってもらうときのフレーズですね。
なかなか意見が出ない場合や、逆に意見がごちゃごちゃになってまとまりがない時、この言葉で次に話す人を決めることで、順番と流れを作ることができます。
1つ注意が必要なのは不意打ちをしないこと。
特に意見が出にくい話し合いのときは、事前にみんなに発言する機会があることを伝えておきましょう。
2つ目は、「おっしゃる通りですね。」や「たしかに!」
こちらは意見をくれた人を後押しするフレーズですね。
多くの人は意見を言う時には緊張(きんちょう)していると思います。がんばって言った意見にこの言葉を言われると、うれしいですよね。
後押しという正のパワーで空気が盛り上がり、みんなの意見も言いやすくなる良い流れが生まれます。
最後3つ目は、「分かりません。」
こちらはファシリテーターだけでなく、打ち合わせに参加する全員が心得ておいた方が良いフレーズです。
意見を求められたとき自分が知らない場合は、正直にわからないと伝えましょう。
その場を取りつくろったり知ったかぶりはNGです。どおせそのうちバレちゃいます。
専門家(せんもんか)でも、わかっていることとわからないことは正直に言う人の方が信頼(しんらい)を得ることができるんです。
以上3つ紹介しました。
その場に合ったフレーズや意見を言うのはなかなか難しいですよね。それでも、いくつかその場で使えるフレーズを持っているだけで、安心して話し合いに参加することができると思いますよ。
ぜひ自分に合ったフレーズを見つけてみましょう。

それでは、ねこにん先生、どうぞ!

今回の授業はこれまで!ありがとにゃ。
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